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いじめ防止基本指針

北本市立栄小学校
いじめの防止等のための基本的な方針 (抜粋)

◇はじめに

 本校は、全校児童数95名、全学年単学級の小規模校である。児童は、明るく素直で「笑顔あふれる元気な学校」を目指し、様々な教育活動に取り組んでいる。しかしながら、毎年クラス替えがないため、人間関係が固定化しやすいという課題がある。ひとたび「いじめ」が発生すると被害児童の逃げ場がなく、1対その他大勢という構図に陥りやすいため、深刻化することが懸念される。そうした課題に対応するため、「いじめは、どの学校にもどのクラスにもどの子どもにも起こるもの」という共通認識の下、いじめ防止に特化した校内研修を実施し、相談箱の設置や「なかよしアンケート」の毎月実施等、児童の小さな変化を見逃さないよう努め、異年齢による交流活動も積極的に導入してきた。さらに、平成24年度より推進している小中一貫教育(学校4・3・2制)では、豊かな心の育成を重点目標の1つとし、9年間を見通した生徒指導体制の構築に継続して努めている。

 北本市立栄小学校いじめの防止等のための基本方針(以下「栄小学校基本方針」という。)は、これらの対策を更に実効的なものとし、児童の尊厳を保持する目的の下、国・埼玉県・北本市・学校・家庭・地域その他の関係者が連携し、いじめ問題の克服に向けて取り組むよう、いじめ防止対策推進法(平成25年法律第71号。以下「法」という。)第13条の規程に基づき、本校の実情に応じ、本校におけるいじめの防止等のための対策に関する基本的な方針を定めるものである。

 

◇栄小学校の基本方針

(学校いじめ防止基本方針)

第13条 学校は、いじめ防止基本方針又は地方いじめ防止基本方針を参酌し、その学校の実情に応じ、当該学校におけるいじめの防止等のための対策に関する基本的な方針を定めるものとする。

 本校は、法の趣旨を踏まえ、国の基本方針、県の基本方針又は北本市の基本方針を参酌し、本校の実情に応じ、本校におけるいじめの防止等のための対策に関する基本的な方針を定める。

 栄小学校基本方針では、本校の実情に応じ、いじめの防止等の対策の基本的な方向を示すとともに、いじめの防止や早期発見、いじめへの対処が、本校において体系的かつ計画的に行われるよう、講ずるべき対策の内容を具体的に記載する。

 また、いじめの防止等に係る日常的な取組の検証・見直しを図る仕組みや、本校におけるいじめの防止に資する啓発活動や教育的取組を具体的に定める。

 更に、取組の実効性を高めるため、栄小学校基本方針が、本校の実情に即してきちんと機能しているかを点検し、必要に応じて見直す、というPDCAサイクルを盛り込む。

ア いじめ問題に対応する組織的な指導体制を構築する。

・栄小学校いじめ問題対策委員会を設置し、いじめの防止やいじめの調査・解決に向けた中核となる組織とする。

・生徒指導全体会や職員会議で情報交換するとともに、生徒指導連絡カード(校内児童事故速報)を作成・活用して、迅速に職員の共通理解を図る。

・11月を「いじめ撲滅強調月間」とし、児童会の活動として、「ベストフレンド大作戦」(例)の実施やいじめ撲滅に向けた取組を重点的に行う。

イ 生徒指導に係る校内研修とは別に、いじめ防止に特化した校内研修を開催する。

・教職員が「いじめは、どの学校にもどのクラスにもどの子どもにも起こるもの」という共通認識を持ち、いじめ防止のための指導力の向上を図る。

ウ ネットいじめの予防を図る。

・高学年の児童と全学年の保護者を対象に、インターネットを使用する場合のルールやモラルについての啓発や研修を行い、ネットいじめの予防を図る。

・ネットいじめ等の予防と対応策の手引き、県教育局生徒指導課ホームページ等を活用した校内研修を実施する。

エ 異学年交流を積極的に推進し、多様な人間関係の構築を図る。

・6年生のリーダーシップのもと、異学年の児童が一緒に遊び、縦割り班遊びを定期的に実施し、学年の枠を超えた多様な人間関係の構築に努める。異学年交流を推進することで、社会性の基礎を育成する。

オ 相談箱の設置、「なかよしアンケート」の毎月実施により、いじめの早期発見・早期対応に努める。

・毎月実施する「なかよしアンケート」により児童の人間関係を把握するとともに、必要に応じて学級担任による教育相談を行い、児童一人一人の理解に努める。

・日常生活の中での教職員の声かけ、校長室前の相談箱の設置等、児童が日頃から気軽に相談できる環境を作る。

カ いじめを許さない、触れあいのある温かな学級風土づくりを目指す。

・児童の自尊感情や自己肯定感を高めるために、朝の会や帰りの会等に自分や友だちの「よさ」を見つける時間を設定し、全学級で取り組む。

・教職員が労を惜しまず、児童と共に過ごす時間を積極的に設けることを心がけ、いじめの早期発見を図る。

・学級活動における話合い活動の充実や各教科におけるグループ活動を積極的に導入し、児童が共に学び合う雰囲気を醸成する。

キ 地域・保護者とのネットワークを構築し、いじめの未然防止、早期発見に努める。

・多様な学校公開の場面を設定するとともに、ホームページや各種だより等による積極的な情報発信を行うことで、地域・保護者との信頼関係を高め、いじめやいじめが疑われる事案等に関する情報が学校に寄せられやすい関係を築く。

・家庭訪問、個人面談等で児童の様子についての情報を教師と保護者が共有する。

・PTA役員会や学校協議会、民生児童委員との懇談会等において、いじめ防止に関する情報を提供し、必要に応じて意見交換する場を設け、学校と地域・保護者相互のネットワークづくりを推進する。

ク 道徳教育の充実を図り、いじめを「しない」「許さない」という豊かな心を育てる。

・道徳の授業を通して未発達な考え方や道徳的判断力の低さから起こる「いじめ」を未然に防止する。

・児童の心が揺さぶられる教材や資料に出会わせ、人として「気高さ」や「心遣い」「優しさ」等に触れることによって、自分自身の生活や行動を省み、いじめを抑止する。

ケ 体験活動の充実を図り、仲間との絆を深め、人とよりよく関わる力を育成する。

・車椅子体験などの福祉体験や自然体験、宿泊体験学習等での人やものとの触れあいを通して、仲間との絆を深め、人とよりよく関わる力を育成する。

コ 9年間を見通した生徒指導体制を構築する。

・小中一貫教育「かば桜学園」の取組を推進し、9年間を見通した生徒指導体制を構築する。必要に応じて中学校の生徒指導委員会に出席する。

・児童生徒の交流により、上級生や中学生に憧れを抱き、下級生や小学生に憧れられる経験を通して、自尊感情や自己有用感を高め、自他共に大切にする気持ちを育成する。

お問い合わせ

栄小学校
〒364-0027
埼玉県北本市栄1
電話:048-592-5336
ファックス:048-592-5383